OECの子ども英会話 4つの特徴

Speed/Rhythm/Pace

子どもたちの苦手なものの代表は、集中力を持続させることです。

レッスンは集中力を途切れさせないためスピード・リズム・ペースを常に意識してアップテンポで行われます。

Variety

子どもたちは好奇心のかたまりです。

裏を返せば、1つのことを長く続けることができません。

ですからバラエティーに富んだレッスンが行われます。

Smile/Love

微笑みと愛情は、どのような場合でもコミュニケーションの基本です。

子供たちがリラックスし、愛情を感じることができれば、学習スピードを飛躍的に高めることができます。

Enthusiasm

熱心さは子供達にダイレクトに伝わり、もっと先生とコミュニケーションしたい→もっと学びたいという要求に変ります。

1.Hello song(ハローソング)

歌のテープを使って行うレッスンの導入部です。これによりレッスン開始の準備を整えます。
“Hi Hello”
対象クラス→Chick(ひよこ)Bunny(うさぎ)Koala(コアラ)

手をつないで輪を作りまわります。徐々にスピードを上げます。
“Hello hello hello what’s your name?”
対象クラス→Btterfly(ちょうちょ)Tiger(トラ)Lion(ライオン)Panda(パンダ)Cheetah(チータ)

先生からスタートして“私の名前は~“と順番に歌います。

2.Call role(コールロール=出席確認)

  • 先生:こんにちは~さん
  • 生徒:こんにちは~先生

3.Ball(ボール)

ボールを渡しながら質問します。ボールを返しながら答えます。(ボールがスイッチの役目をします。)
上達すれば生徒同士でも行います。質問/回答はレベル上達度合いにより変化します。

(実際のレッスンでの例)

  • 名前はなんといいますか?:私の名前は~です。
  • ご機嫌いかが?:とてもいいです。ありがとう。
  • 何歳ですか?:私は~才です。
  • はい、どうぞ。:ありがとう。
  • ありがとう。:どういたしまして。
  • 今日はどんな天気ですか?:今日は晴れ/雨/曇り/風邪が強い/雪です。
  • 今日は何曜日ですか?:今日は~曜日です。
  • これは何ですか?(単数/複数):これは~です。

4.honics and reading(フォニックス・読み方)

アルファベットの文字がおのおの持っている固有の(発音時の)音を学びます。

“A”は“エーei”と読みますが、“A”自体の発音時の音は“アae ”です。(カタカナ部分の表記は正確ではありません。)

この方法により生徒は英語(英単語)を正しい発音で音読することができるようになります。

カタカナの使用は避けなければなりません。

なぜならカタカナは日本語の一部であり、英語の音を正確に表記するようにはできていません。

又、カタカナを使ってしまうと生涯のうちで今しかできないネイティブサウンドを身に付ける機会が永遠に失われます。

困難ですが価値は十分すぎるほどあります。

レベルが上がるにつれて、学習する音のコンビネーションは複雑になります。

5.Songs(歌)

歌は全レベルで行われる非常に重要なレッスンのひとつです。

単語単位の音だけでなく、英語特有のリズム及び文全体のイントネーションを学ぶことができます。

教材“We Sing”より1,3,4,6,13,14,30,40,41,43,50,42,55をよく使用します。

6.Text book work(教科書)

レベルに応じて使用教材が決まっており、月単位でカリキュラムが設定されています。

レッスンの20~30分をあてます。内容は各教科書を参照ください。

7.Games,activities,videos,TPR etc(ゲーム、活動、ビデオ、TPR 等)

ゲーム、活動、ビデオ、TPR等を楽しみながら、授業で学んだ文法等を復習、強化します。

ビデオレッスンは月1回10分程度行います。ビデオはビデオスケジュールを参照してください。

8.Story Books(絵本)

絵本のリーディングは毎月2冊(2話)のペースで行います。

絵本はストーリーブックスケジュールを参照してください。

9.Ending the lesson(レッスンの終了)

可能であればレッスンは歌で終了します。
“Head and shoulders” “Walking walking” “Looby loo”等を歌います。
Chick(ひよこ)Bunny(うさぎ)Koala(コアラ)クラスは特別な歌を歌います。

生徒が先生に
“ドアをあけてください。”
先生がドアを開けて
“High five”(=外国での子供たちのお別れのアクションです。)
をして
“See you!”
で退室します。

その他

  • レッスンによっては、宿題がだされる場合もあります。(20分~30分でできます。)
  •  宿題がちゃんとできた生徒、レッスン中頑張った生徒の皆さんには先生よりステッカーシールが与えられます。