日本には英会話学校が多すぎるほどたくさんあり、そこには少なからず外国人教師が働いています。OECでも沢山の外国人が英会話教師として働いていますが、そもそも外国で働くわけですから、日本人が日本で働くような訳にはいきません。

外国人が日本で働くためにはいわゆるビザが必要です。ビザにはたくさんの種類があり現在は27種類もあります。例えば外国人の歌手が日本でコンサートを行う場合にもビザが必要です。ちなみにこの場合のビザは興業ビザというのがちゃんとあります。ご存知でしたか?プロスポーツ選手もこのビザで活躍しています。

英会話教師として働くためには、人文知識・国際業務ビザというビザを取得する必要があります。ビザを取得するにあたっての条件は大学卒業者である事です。そして通常は雇い入れる学校が、OECの場合はOECが雇用契約書を初めとして山盛りの書類を用意して申請します。

その他の手段としては、日本人と結婚した場合に取得できる資格(=日本人の配偶者等)や、ワーキングホリデー(=これは2国間協定がベースで、現在はオーストラリア・カナダ・イギリス・フランスの4か国)があります。ですから、とりあえず日本に来て英語を教えるというのは、不法就労なので、違法となります。モチロン等OECの教師達は上記いずれかの資格を所持しています。

英会話教師採用面接の際に、TESLE等の資格(=英語を母国語としない人に英語を教える)をやたらとひけらかす外国人がいますが、一部を除いて、何時間か講習を受けたら取得できる大学のオマケ資格みたいなものなので、OECではあまり重要視していません。本音を言えば、そういうのに限って性格的にどうかな~って人が多いので・・・もっとも能力ではなく資格の国から来るので致し方ない面もあるのでしょう。

在留資格認定証明書交付申請手続きがもう少しラクなら助かるんですが・・

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